ドイツの自動車税 

今日は昨日お約束したとおりドイツの旧車(オールドタイマー)の優遇税制についてです。

オールドタイマーの自動車税の前にまずは普通の自動車税についてお話したいと思います。

ドイツの自動車税は排気量とエミッション(排ガス中の大気汚染物質の量)によって決まります。下記に表を作りましたが、本来ならば排気量100ccごとに金額が変わってくるのですが、ここではわかりやすいように2000ccの車両で計算してみました。

エミッショングループ   ガソリン   ディーゼル

EURO 4          20,925     47,864
EURO 3          20,925     47,864
EURO 2          22,816    49,755
EURO 1         46,903    84,785
その他          78,616     116,498

単位 円 (1ユーロ=155円)


最近のガソリン車は私の知っている限りではほとんどすべてEURO 4で、ディーゼル車はほとんどがEURO 3、中にはEURO 4をクリアしているディーゼル車もあります。

ちなみに2000ccの日本での自動車税は

39,500円です。

ドイツではディーゼル車の割合が多いので税金はガソリン車と変わらないのかと思っていましたが、実はディーゼルの方が高いんですね。ただ、燃費のよさと燃料自体の安さですぐに元は取れそうですが。。。。

さて、オールドタイマーの自動車税です。
ドイツにはオールドタイマー用のナンバープレートというものがあります。

H-Kennzeichen(H-ナンバープレート)というのですが、
Hはドイツ語でヒストリーを表すHistorischのHです。

H-kennzeichen


画像のようにナンバーの最後にHが付きますのですぐにわかります。さて、このH-ナンバープレートをもらうには、やはり条件があります。

・少なくとも30年以上前に生産された車両
・いつでも乗れること
・オリジナルの状態をたもち、文化的に価値のあること
・車検に通ること

以上の条件を満たし、専門の検査員に見てもらい、無事にサインをしてもらえればH-ナンバープレートがもらえます。

文化的価値がいったいどれくらいの価値なのかは詳しくはわかりませんが、メルセデスW113やW111などはこのナンバープレートをつけているのを見ました。

さて、この本題のオールドタイマーの自動車税ですが、
排気量やエミッションに関係なく
同一金額で年間191,73ユーロ(約29,718円)です。

30年以上前の車ですのでほとんどがEuro 1かその他になってしまいますので、かなり安くなるといえます。しかも、ドイツにはオールドタイマー用の自動車保険というのがあって、こちらもかなり安い保険代になるようです。(保険には年間走行距離の制限などがあるようですが。)

やはり自動車に文化的価値を認めるというのは、歴史や伝統があるからなのでしょうか。日本もそろそろと思いますがどうなんでしょうか。。。

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[ 2007/03/08 21:38 ] よもやま話 | TB(0) | CM(1)
使用10年以上の1年車検こそなくなりましたが、
旧車乗りにとってまだまだ厳しい冬が続きそうな日本の車検制度ですよね。
歴史を重んじるあたりがドイツらしく思えます。
[ 2007/03/08 22:58 ] GACKY [ 編集 ]
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