環境にやさしい燃料 

私がドイツに住んでいたときによく感じたことが、
交通量の割りに空気がとても綺麗だということでした。

Reichsstrasse

日本の大きな国道沿いを自転車で走るとすぐに鼻の穴が真っ黒になってしまいますが、
私がドイツで同じように国道沿いを自転車で走っても日本のようにすぐに鼻の穴が真っ黒になるようなことはありませんでした。
なぜ、これだけ空気がきれいなのかと不思議に思っていました。

トラックの排気ガスをみても、日本のトラックのように黒煙を撒き散らしている車両もほとんど見ませんでしたので、
車の排気ガス自体がきれいなのはなんとなくわかりましたが、でも、なぜ????

Schweiz

いろいろ調べてみると、ドイツのガソリンスタンドで売られている燃料の硫黄分が他の国と比べるとかなり低いということでした。
なぜ硫黄分が低いと排気ガスがクリーンになるかということは、また別の機会ということにして、
では、なぜドイツでは硫黄分の低い燃料が流通しているのでしょうか?

2005年1月から日本では世界に先駆けて、硫黄分が10ppm以下の超低硫黄ガソリン・軽油の出荷が始まると報道されましたが、
実はこの時点でドイツのガソリンスタンド売られている燃料のほとんどは硫黄分が10ppm以下でした。

EUの規制では2009年から硫黄分10ppmm以下の燃料しか販売できないことになっていますが、(上記の報道はこの規制を元に書かれたとは思います)ドイツはその規制に先駆けてサルファーフリー(硫黄分10ppm以下の燃料のこと)を実現しました。
では、なぜドイツではそんなことができたのでしょうか。

一言で言うと、ドイツ政府がうまいことやったということです。
政府はまず、硫黄分50ppm以上の燃料に対して、追加課税(約1.5円/L)を行いました。ころあいを見計らって、その後さらに硫黄分10ppm以上の燃料に対して(約2円/L)の追加課税を行いました。
その結果、石油業界は節税のために硫黄分除去のために開発を行い続け、EUの規制に先駆けてのサルファーフリーが実現したのでした。

Kirche

日本も、今、街を走っている車に対して規制をするのではなく、
ドイツのように政府のインセンティブで何とかならないものですかね~。

もったいない精神の国の日本で古い車が、規制のおかげで乗れなくなってしまうのが、何だが悲しい話です。

せっかくなので、次回はドイツの旧車用の優遇税制についてお話したいと思います。

Heidelberg

[ 2007/03/07 22:39 ] よもやま話 | TB(0) | CM(1)
気になります。
リクエストとして何故ディーゼル車が
優遇されてるのかも知りたいです。
[ 2007/03/08 12:57 ] GACKY [ 編集 ]
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