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バルブクリアランス 

バルブクリアランスの調整についてちょっとお話します。

最近のエンジンにはほとんど必要がなくなったバルブクリアランスの調整。
バルブクリアランスとは・・・(ご存知でしょうが念のため)
バルブを開く時にバルブの頭をカムの力で押すわけですが、このカムとバルブの頭の部分の隙間をいいます。(図の矢印部分)
3.5-10

この隙間がまったくないと、熱膨張や磨耗などで位置関係が変わりバルブが完全に閉じないということが起こってしまいます。
そのためそれぞれのエンジンには通常の走行で支障の出ないように、設計の時点でバルブクリアランスが決められています。
もちろん長くエンジンを使用しているうちにクリアランスが変わってきてしまいますから、定期的に調整してやる必要があるんです。

最近のエンジンではこんな手間がかかるようなことはタブーですから、油圧でクリアランスを常にゼロになるようにオイルリフターというものが付けられています。

メルセデスベンツで調整の必要があるエンジンを紹介しておきます。
年式では'76以前の車はほぼ全部。
4気筒  M115,M102(一部)
6気筒  M127,M129,M130,M114,M110
8気筒  M116(一部),M117(一部)
ディーゼル OM616,OM617
漏れもあるかもしれませんので、古い車はご確認ください。

280SE-3.5のエンジンのクリアランス調整を少しご紹介します。
この車のエンジンはM116ですね。
3.5-8
左右のバルブカバー(タペットカバー)を外します。

3.5-7
ロッカアームガイドスプリングを外します。

3.5-6
カムが上になるようにクランクを回しシックネスゲージで点検します。
シックネスゲージでの計り方はよく「バターを切る感じ」にたとえられますね。
このエンジンのクリアランスは冷間時で
インテーク側  0.1mm
エキゾースト側 0.2mm

3.5-5 3.5-10
前出の図の丸印の部分を回して調整します。
工具はこれ。
3.5-9
もちろん普通のスパナなどでも調整できますが、回しにくいというか回すスペースがないと思います。

8気筒分なので全部で16ヶ所、ちょっと面倒かも。
調整は以上です。

バルブカバーをせっかく外したので、きれいにしておきます。
3.5-3 3.5-4

ディーゼルエンジンではよくこのクリアランスがなくなってしまい、バルブが完全に閉じず、寒いときなどにエンジンがかからなくなることが多いので、時々は調整してやってくださいね。
[ 2007/02/23 20:46 ] 簡単整備 | TB(0) | CM(0)
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