高性能ラジエター 

こんにちは!

こんなに寒いときにラジエターのお話というのもちょっとおかしいですが、
先日ヒート気味になるW113 280SLのラジエターをワンオフで作成しました。

W113はラジエターに配置やボンネットの形状等でどうしても冷却効率が悪く、
水温が上がり気味になります。

そこで今回、冷却効率を考えて徹底したラジエターを作成!
本来なら熱伝導率を考えると銅で作りたいところですが、
お客様の要望もありアルミで作成。

110216-1 110216-2

総アルミなので加工も難しく高価なものになりましたが、
かなり期待できるラジエターになるでしょう。

上の画像から、あれ?と思われる方もおられるかとおもいますが、
そうです、水が流れるラインが横方向です。

新しい車ではよく使われている方法なんですが、
この時代の車は通常下の画像のように上から下に流れるようになっています。

110216-8

左上部から流れ込んだお湯はアッパータンク全体に流れ、
それぞれの細いウォーターラインを通ってる間に冷やされる仕組みです。
ですが、クーリングファンは画像の青い○印あたりにあるため、
アイドリング時などはファンシュラウドがあっても両サイドの部分は冷却は
あまり期待できないでしょう。

そこで今回作成したラジエターは横向きの流れに加えて、
上半分と下半分で往復することでより冷却するようにしてあります。

110216-1a

こうすることでほぼ全量を冷却されることができます。


もう一つの改良点。

110216-4

改良前のコアと改良後のコアを並べてみました。

画像でみえるでしょうか。
冷却フィンの間隔をほぼ倍の細かさで作ってます。

110216-5

空気と触れ合う面積をより多くしています。

110216-6 110216-7

この細かさだと空気の流れる抵抗はほとんど変わりません。


今回作成したこのラジエターはW113用としてはおそらく最強でしょう。
夏にその成果が発揮されることでしょうね。

では。
[ 2011/02/16 17:16 ] 部品 | TB(0) | CM(0)
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