クーラーシステム Part4 

今日「無料点検はまだ実施してるか」というお問い合わせをいただきました。
そうなんです。。とっくに予定台数の20台は越えてしまっているのですが、点検してほしいという依頼が多いのでそのまま無料点検を継続しています。
無料点検といってもリフトアップして一通り点検しますのでそれなりに時間がかかります。
忙しくなってしまうと時間的に難しくなるのでご希望の方がいらっしゃいましたら、お早い目にご来店ください。
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さて、そろそろクーラーの季節がやってきましたね。
すでにクーラーの調子が悪くて修理に出された方もいらっしゃるのではないでしょうか。

去年のブログでクーラーの説明をしてきましたが、まだ実践編が残っていますので改めてご紹介しますね。
その前に以前のブログのURLを貼っておきますので、まだ見られていない方はどうぞ^o^
クーラーシステム
クーラーシステム Part2
クーラーシステム Part3
で、今回はPart4ということになりますね。

Part3からの話の流れだと旧ガスと新ガスに関して先にお話しするのがよさそうなので、新ガスのシステムに変更する方法からご紹介します。
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以前のブログでご紹介していますが、この2種類のガスの成分の違いからガスだけの入替えはできないようになっています。
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それなのになぜかクーラーの原理は同じですし、システムもまったく同じです。
違うのは旧ガスに使われているホースやシール類が新ガスで犯されてしまう可能性があるのと、もう一つ大事なのが新ガスの場合、システムの圧力が全体的に高くなる性質をもっているということです。
なので古いシステムでよく使われていた下の写真のようなレシプロ式のコンプレッサーでは、焼き付く恐れがあり新ガスには対応できないということになります。
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その場合ロータリー式のコンプレッサーに変更してやればいいということですね。
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基本的にはR12(旧ガス)からHFC-134a(新ガス)に変更する場合はクーラーシステム全体のラインホースの交換、各接合部のシールの交換、コンプレッサー内部のシール交換&クーラーオイルの交換(レシプロコンプレッサーならばロータリーに改造)、最後にサービスバルブの変更が必要になります。
1980年以前のメルセデスならばほぼレシプロコンプレッサーが付いているので新ガスに変更する場合、相当な費用が必要になると思われます。

それに比べて1981年以降の車には順次ロータリーコンプレッサーに変更になってきているので、車種によってはお安くできる可能性があります。
ホースやシール類も新ガスに耐えるものが使われていることもあるからです。

これは僕がお客様にご案内することなのですが、コンプレッサーがロータリーならばサービスバルブだけ変更して新ガス用のオイルと共に新ガスに入替えてしまう方法を薦めています。
本来ならばシール類の交換やコンプレッサーを脱着分解してシール交換(簡単なオーバーホール)をしなければなりませんが、今作業するのも漏れが発生してから作業するのも同じような費用になるからです。
ならば、うまくすればそんな杓子定規な作業は必要ないかもしれませんよね。
実は僕の車がそうなんです。
少し漏れがあったので、サービスバルブだけ変更して最初に新ガス用のオイルだけ補充しましたが、その後新ガスを補充をしてもう5シーズン目を迎えていますが、今年はまだ補充さえしていません。
他に同じような方法で新ガスを補充している車がかなりありますが、今のところ問題ないようです。
あくまでも、「壊れたら作業しましょう」というWERKE流の方針です(笑

サービスバルブはこんなものです。
もちろん純正パーツです^^
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元のサービスバルブの上に取り付けるだけのものです。
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ホースを繋ぐ部分が新ガスの方が大きくなるので、スペース的に角度を変えるものもあります。
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Part5でやっとクーラーガスの充填方法になりますね(^O^)
では次回をお楽しみに・・
[ 2008/05/20 20:52 ] ちょっとお話 | TB(0) | CM(8)
現在鋭意板金塗装中です。出来るだけ早く伺えるようにしますので何とか・・・。下地作業してると次から次へと凹みや欠けが露になって苦戦しております。今週末には上塗り工程に入れるかと思うのですが。。。
[ 2008/05/21 10:47 ] ひら [ 編集 ]
マイミク申請した時にBlog勝手にリンクさせて頂いております。ウチのBlogのURLも乗せておきます。
[ 2008/05/21 10:50 ] ひら [ 編集 ]
ひらさん。。
ブログも時々拝見させていただいてます。
どんどん大きな作業になってますね。
応援してます^^

無料点検は予約としてちゃんと取ってありますから、ゆっくり作業してください。
[ 2008/05/21 11:17 ] WERKE [ 編集 ]
下手の横好きでプロの方が見ると『何やってるねん?』状態でしょうがその点ご勘弁を。
でも、この250を弄り出してからつくずく『自分は弄るのが好きなんだなぁ~』と思うようになりました。ある程度完成しちゃうと飽きちゃいそうで恐ろしいです。。。
その時はまた違う手の掛かるクルマに乗り換えちゃうのかな?

2年越しの無料点検の件、今しばらくお待ち願います。m(_'_)m
[ 2008/05/21 13:52 ] ひら [ 編集 ]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
[ 2008/06/10 14:31 ] [ 編集 ]
いつも勉強になるブログ、ありがとうございます。
突然ですが質問させてください。
85年のw123 280ceに乗ってます。
先日、暖まったエンジンを再度掛けたところポンッとエンジンルームから音がして、少し青い煙がでました。
再始動をした所、吸気口からバスバス吹き返しながらも掛かりましたが、アクセルを離すとストールします。
なんとかアイドルを上げて自宅まで帰還できました。
その後デスビキャップとローターを新品に交換しましたが、症状は改善されません。またその時に古いデスビローターを引き抜いた時シャフトがグルッと回ったのですが、シャフトは回る物なのでしょうか(エンジン停止中に)だとしたら点火時期が狂ってしまうのではないかと思うのです。
OVPリレー イグナイター コイルなど交換する前に知りたかった物ですから・・・ お教え願えるとありがたいです。
[ 2008/06/10 15:56 ] abe [ 編集 ]
abeさん
 
始動時にポンと音がしたようなので、おそらくアイドルエアー用のホースがどこかで外れていると思います。

上からでは見えにくいと思いますが下から覗くことができれば見えるはずです。
一度確かめてみてください。

それと普段からバスバスと吹き返し(バックファイヤ)があるようだったならばOVPリレーが故障している可能性はあると思います。
確かめる方法としてエンジンルームに向って右側のフェンダーの部分にあるダイアグノシスソケットのNO3に電圧が来てるかどうかでわかります。(ただし、デジタルテスターでは正確ではないのでできればアナログテスターを使ってください)


>>デスビローターを引き抜いた時シャフトがグルッと回ったのですが・・
進角機能があるので少しは回りますが、グルッと回るようならばどこか異常です。
そうなればタイミングが狂うというよりエンジンがかからないはずです。
[ 2008/06/10 16:16 ] WERKE [ 編集 ]
スピーディーなアドバイス、ありがとうございます。車を上げて見てみます。ダイアグの件は知りませんでした これもやってみます。 なんだか希望の星が見える気がします。
[ 2008/06/11 13:14 ] 阿部郁昌 [ 編集 ]
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