スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-)

ウォームアップレギュレーター Part2 

今日は以前に紹介したウォームアップレギュレーターの続きです。
http://diewerke.blog87.fc2.com/blog-entry-135.html
前のブログはこれですね。

この部品はその名の通りウォームアップ(暖機)のレギュレーター(監視器)ですね。
レギュレーターはどちらかというと調整器のイメージが強いですが、調整器を英語にするとアジャスターになるんで確かにちょっと役目が違います。
当たり前のことなんですが・・・「なるほど」と妙に納得してしまいます。

さて、このウォームアップレギュレーターにはいくつかの役目がありますが、ここでは暖機時の機能不良のお話です。

冷間時はガソリンが気化しにくいために、通常(温間)より少し燃料を濃くしてやり燃焼しやすくしてやる必要があります。
冷間時にエンジンが吹けないという症状の場合、燃料の濃さを決めているコントロールプレッシャーの調整不良、すなわちウォームアップレギュレーターの機能不良が考えられます。

ウォームアップレギュレーターが不良・・・
普通ならこの高い部品を交換してしまうなんて事が多いんではないでしょうか。
もちろん交換すれば直ります。

もったいない!限度はありますが調整ができるんです。
80305-8
図の6番の圧力がコントロールプレッシャーになりますが、これを冷間時に低くしてやればいいわけですね。
赤○印が温度を感知しているバイメタルの支点になりますが、これを全体的に押し下げてやればプレッシャーが下がることになります。

80305-6
写真はV8エンジンなので作業しやすい位置に付いていますが、M110の6気筒エンジンではブロック横にあるため車の下からの作業になり大変です。

まず、バイメタルにかかっている電熱線のカプラーを外しておきます。

80305-3.jpg
写真のような棒状のものを利用してハンマーなどで軽く叩き込むという原始的な作業です。

80305-7
作業の前にノギスなどで深さを測っておくのがいいでしょう。

0.1mm単位の微妙な作業なので慎重にしなければなりません。
80305-4
これがノギスの目盛りですね。
初めて見る方もいらっしゃるでしょうか?
ついでに読み方も紹介しておきましょうね。

このノギスの目盛りだと1/20mm(0.05mm)まで計測できるようになってます。
上側の目盛りが本当のスケールで下側が計測用スケールです。
まず、下側の「0」が上側の3mmを少し越えたところなので3.●mmということをまず読み取ります。
次に下側のスケールが上側の目盛りと一致しているところを探すと「3と4の中間の目盛」で一致しているので、この深さの読みは3.35mmということになります。

次に少し叩き込んだ状態でこうなりました。
80305-5
さて、何mm深くなったのでしょうか。
どんどんコメントください!!

クイズ形式にするのも楽しいかもしれませんね・・・・
今後のブログの方法として少し取り入れていきましょうか・・・

プレッシャーゲージが無い状態で調整するならば、エンジンをかけずに0.1mm単位で調整し、エンジンを始動して吹き上がりを点検してください。
何度もエンジンをかけていると暖まってしまうので、3回ほどが限度でしょう。
まだ調子が悪いときはもう一度冷えるのを待ってから作業するようにしてください。

ある程度調整しても改善が見られないときは、仕方ありませんので整備工場にプレッシャーの点検を依頼してください。
温間正常値は3.2kg/c㎡前後ですから、大きく差があるようなら原因を探る必要があります。

僕達は燃料のプレッシャーゲージを見ながら作業しますから、実際にエンジンを始動してプレッシャーが下がるのを確認しながら調整します。
ちなみに今の季節ですと1.5kg/c㎡ぐらいまで下げるといいでしょう。
ただし、すぐ上昇してくるので速やかに作業しなければなりません。

症状が改善されれば、最後に外した熱線のカプラーを取り付けて完了です。

参考にされる方がいればいいなと思います(^^)
[ 2008/03/04 19:58 ] 整備 | TB(0) | CM(8)
7,3mmから7,6mmのようですね。
,3mm大きくなった?

まちがってたらごめんなさい。
[ 2008/03/04 22:42 ] キャのん [ 編集 ]
3.6mm - 3.35mm = 0.25mm
画面によって目盛りを見てしまいました。
[ 2008/03/05 01:27 ] BJ [ 編集 ]
参加いただいて有難うございますv-237
あまりコメントいただけないので寂しい思いをいているので、すごく嬉しいですv-218
お二人とも基本的に正解ですね。
深くなる前に測った分は3.35mmとすでに書いていたので、キャのんさんは両方見てくれたとすれば誤差の範囲でしょう。
深い方だけを見れば3.60mmになりますからその差は0.25mm深くなったことになりますねv-221

ノギスのような測定器はふだんあまり目にしませんが、このノギスを見たことが無いという方はいったいどれくらいいらっしゃたんでしょう。
匿名希望で結構ですコメントいれてみてくれませんかv-238

[ 2008/03/05 20:08 ] WERKE [ 編集 ]
答え書き忘れました・・笑
ノギスやシックネスゲージは持ってますよ~!
ここら辺のコンマ数ミリの世界って楽しいですよね!
[ 2008/03/05 20:45 ] ハッシー [ 編集 ]
ハッシーさん、ほんと楽しいですよね。
ヴェルケで扱っている旧車の世界ではナノテクノロジーほどの詳細ではなく、人間が「見て」「触って」感じることができる範囲で調整とかが出来るんです。
コンマ数ミリというか100分の数ミリの単位で調整することもありますけど、まだまだマイクロメーターやダイヤルゲージなどを使うアナログな作業です。
こんな測定器なんかもまた紹介したいですね。
[ 2008/03/07 11:11 ] WERKE [ 編集 ]
残念。交換しちゃいました。
替える前に試してみたかったです。
ところで、横のホースは開放のままですか?
小生の450SLCも繋がる相手がないのですが。
[ 2008/03/28 18:38 ] ユージロー [ 編集 ]
ユージローさん
交換してしまったんですね。

さて、横のホースというのが気になりますが、上からのホースはエアバルブのところへ繋がっていますね。
450SLCならばKAインジェクションの第1期になるはずですから、横のホースは大気圧になります。
とりあえずは繋がっていなくても大丈夫ですが、ゴミなどを入れないために通常はエアフローメーターとエアバルブの途中に繋がるはずです。
[ 2008/03/28 19:20 ] WERKE [ 編集 ]
ご返答ありがとうございます。
写真ではノギスの横、カプラー前のホースです。
アイドルエアバルブのホースに繋がるのですか?初めて知りました。
ずっと開放のままでしたから。
差す場所あるのかなぁ。ライトの光軸調整とキャニスターからのホースが刺さっています。
確かめてみます。貴重な情報をありがとうございます。
[ 2008/03/28 23:31 ] ユージロー [ 編集 ]
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

werke


オールドメルセデスの
ファクトリー

http://werke.jp

ブログランキング

FC2ブログランキング

クリックお願いします。
カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
ブログ内検索
カウンター


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。