ボディ振動 

ボディの振動といってもいろいろな振動があり、またその原因もさまざまです。
その中でもよく見られる振動についていくつかご紹介します。

ボディに伝わってくる振動を車のスピードで分けて考えていきましょう。

①車が停止している時にボディが振動する。
これはエンジンの振れが原因ですね。
ただエンジンの異常なのかマウント類の異常なのかは調べてみないとわかりません。
以前W201、124などに使われているダンバー内臓のエンジンマウントについて紹介していますので参考にしてください。
http://diewerke.blog87.fc2.com/blog-entry-38.html

②低速での加速時に-----
 ・ゴゴゴーッというような音(振動)はエンジンマウントが切れてしまっている可能性が大きいです。
  
 ・40km/hまでぐらいにゴトゴトゴトとだんだん早くなるような音(振動)はプロペラシャフトのセンターマウントが切れているか、プロペラシャフトのスプライン部でバランスが狂っているか、シャフトの振れによるものが考えられます。

③20~40km/hの一定のスピードでタイヤの回転と同じように振動する
 タイヤが変形していることが多いです。
 ハンドルも一緒に大きく振れるようならフロントタイヤでしょう。

④40km/h以上のスピードでブレーキを踏むとガタガタとブレーキペダルまで振動が伝わる。 
 これはブレーキディスクが変形していることがほとんどです。

 100km/hほどのスピードで強めにブレーキングした時だけグーンという大きな音がする。
 これはちょっと番外編で純正以外の硬さの違うブレーキパットを使うとこんな症状がでることがあります。
 パットが少なくなってきたときも出ることがあります。

⑤100~120km/hでブルブル振動する。
 一番多い症状ですね。そうですタイヤバランスが狂っているとこのスピード域で振動が出ます。
 もちろんタイヤサイズなどによって多少前後しますし、ホイール自体が歪んでいても同じような症状です。

⑥140~160km/hで振動する。
 このスピードになると風の影響を受けたりいくつか原因がありますが、僕が経験して多かったのは15インチの純正アルミホイールに65%扁平タイヤの場合にそのスピード域で共振を起こすことが多くありました。
 タイヤのメーカーによって振動するスピード域が異なるのでお客様の用途に合わせてチョイスするしかありませんね。

よく発生するボディ振動としてはこのぐらいでしょう。
もちろん他にもいろんな原因があるので、参考までにお考えください。

先日、僕としてはめずらしい振動に出会ったので紹介しますね。
車はW107 500SLです。
110km/h前後でボディ全体が激しく振動します。
そのスピード以外ではまったく問題なく快適。
振動が出ている時にミッションをニュートラルにしても変化がないので、ミッションより後の回転部分であるだろうと予測。
リフトアップでタイヤを空転させて確認すると、プロペラシャフトのリヤジョイントディスクのセンターがずれていることがわかりました。
80207-2
亀裂が入っているために交換することは多いですが、センターがずれるような変形で交換することはあまりなかったので紹介してみました。
80207-1

僕の経験の話ばっかりで皆さんもだんだん飽きてきたでしょう・・・
せっかくなのでみなさんの中で変な振動の情報がありましたら、是非ここで紹介していきませんか。
どんな話でもいいのでよろしくお願いします(^o^)
[ 2008/02/07 22:08 ] 故障診断 | TB(0) | CM(0)
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