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フューエルポンプ 

今日はフューエルポンプについて少しご紹介します。

当たり前ですが燃料タンクからエンジンまで燃料を送る役目をしています。
単純な役目なんですがエンジンの種類によってフューエルポンプの機能・性能にもいろいろです。
昔々・・・燃料は落下式でポンプを使っていなかったころもあったはずです。
そうですね、今でも単車などにポンプのないものがありますよね。
キャブレター式のエンジンならキャブレターのフロートチャンバにさえ燃料が入れば燃料に圧力をかける必要がないからです。
余談ですが僕の同僚が旅先でフューエルポンプが壊れ、思案の末ルーフにポリタンクをくくり付けて帰ってきたということもありました。

乗用車では車体の形状から落下式にするのは難しいので、古くからポンプで燃料を送る方法をとっています。
キャブレターに燃料を送るという簡単なことなんですが、ここで問題がひとつ出てきます。
落下式ならエンジンが消費する燃料だけをニードルバルブで調整できますが、ポンプで強制的に燃料が送られてくると、消費しない残った燃料をタンクに戻すリターンラインを設ける必要でてきます。
面倒ですね・・・
メルセデスにはありませんが、電磁ポンプの中には少し圧力が上がると燃料を送らなくなるものがあるので、これにはリターンラインはいりませんが・・

フューエルポンプはエンジンが消費する最大の燃料量を満たさなければならないので、エンジンによって当然選ばなければならないのです。

インジェクションの場合はまたややこしくなります。
インジェクションノズルの機能によって違いがありますが、ある程度の圧力を燃料にかけてやらなければ正常に噴霧しません。
そのためリターンラインに戻る燃料の量を制御して圧力を調整するためのリリーフバルブが必要になり、ポンプはより高い圧力が要求されます。
それに加えてノズルから出る燃料の多い少ないにかかわらず、ノズルにかかる燃圧を一定にしてやらなければ燃料の量を補正できなくなるので、ポンプは圧力だけではなくより多くの吐出量を要求されます。

日本車などの電子制御のインジェクションではおよそ2kg/平方cmほどでしょうか。
これと比較してメルセデスのKジェトロ(KAインジェクション)はシステムにかかる燃圧が約5kgと倍以上の燃圧を必要とします。
71113-6
写真は皆さんがよく見かけるポンプだと思いますが、このポンプがよく壊れるのはそんな理由からなんです。

少し話しがそれますが、メルセデスのインジェクションでW111やW113などに使われているメカニカルインジェクションポンプ(通称:メカポン)のタイプは、フューエルポンプの燃圧でノズルから噴霧させているわけではないので、フューエルポンプの圧力は1~1.5kgと低めです。
そのためか原理的に簡単な構造のポンプが使われています。
71113-1
こんな巨大なポンプです。
年式を感じる形でしょう・・・
見えない部分なんでどうでもいいのですが、僕にとってはかっこいい形です。
でも壊れると大変です。
かっこいいのはわかるんですが、20万円近くするんです・・・・

それでもやはり壊れることもあります。
71113-3 71113-2
圧力が上がらないので分解したところ、フィンが折れてしまっていました。
残念ですが、さすがにこの部品だけというのは手に入りません。

予算的に代用できるポンプがないかと日本製でいろいろ探してみたのですが、日本車のフューエルポンプは燃料タンク内に内臓されているタイプがほとんどで、外付けのタイプは見つかりませんでした。
ドイツから取り寄せればあるので、ちょっと割高にはなりますがそのポンプで代用することにしました。
71113-4
写真がそのフューエルポンプです。
最初の写真でボッシュのKジェトロ用ポンプを紹介しましたが、そのポンプでは吐出量が多すぎてプレッシャーレギュレーター(リリーフバルブ)で制御できるかどうかに不安が残るので、吐出量の少ないこのポンプの方がいいでしょう。
71113-5
取付はちょっと加工が必要ですが、作動音も静かで快適です。

このポンプはWERKEのショップで販売する予定です(^O^)

[ 2007/11/14 00:09 ] 整備 | TB(0) | CM(2)
> 初めまして、junともうします。
> 1966年W110 200に乗っています。
> キャブレターのリリーフについて質問です。
> エンジンをかけ3,40kmで走行し10分くらいするとカブッてきます。
> 坂道など負荷がかかるとカブリます。
> そこで車を止めると、アイドリングは
> 安定しています。
> 一定時間止めるとまた走れますが、繰り返しです。
> 燃料が途切れてると思いリリーフ弁を調べたら、ダイヤフラムが、劣化で逃がし方向に硬化し極わずかですが、穴が開いています。
> それでリリーフ量が多いのかなと思います。エンジン型式は121
> キャブレターはSOLEX38PDSI-2
> です。一応リペアきっとを購入したのですが、リリーフの部分はありません。
> そこでWERKEさんで取扱い、または何らかの情報をお持ちではないかと思い質問させていただきました。
> マイナーな車種なので情報がほぼないです。
> ぜひよろしくお願いします。
[ 2013/05/24 20:20 ] WERKE [ 編集 ]
junさん

アイドリングでは問題ないようなので、
症状からメインノズルから燃料が出すぎているということだと思われます。

実際に拝見させていただいいていないのでなんとも言いがたいですが、
考えられることとしては、

まずチョークフラップが完全に開いていない。

メインエアージェットの詰まり。

ちょっと可能性は低いですが、
フロートレベルが高い。

などが考えられます。

一度確認してみてください。

WERKE 猪岡
[ 2013/05/24 20:36 ] WERKE [ 編集 ]
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