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クーラーシステム Part2 

なかなかブログを書く時間がとれなくてクーラーの実践編がこんな季節になってしまいました。
すみませんm(__)m
季節はもう秋・・といっても大阪は残暑が厳しくまだまだクーラー無しでは快適なドライブはできませんよね。

ということでクーラー整備の実践編です。
まずは故障診断を一部ご紹介していきましょう。

1.ガス漏れ
前回クーラーシステムの原理をお話しましたが、基本的にクーラーガス(冷媒)を循環させるシステムですから、ガスが漏れてしまえば当然冷えなくなります。
よくある症状としては、
・効きが悪い。(少しは冷たい風が出てる)
---この場合、漏れが微量なので少しずつ効きが悪くなってくることが多いと思います。
  考え方次第では修理せずに毎年夏前にガスの補充だけで過ごしてしまう方法もありでしょうね。
・わずかに冷えているようだが、吹き出し口付近からシューシューと空気の抜けるような音がする。
---上と同じように大きな漏れではないと思われますが、全体のガス量の半分以下になってしまっていることが多く、漏れの修理を行う方がいいでしょう。

上の2つの状態ではリキッドタンクのグラス部を流れるガスを見ればガスが減っているのが確認できます。
70810-4 70910-2
左はガスが充分すぎるほど充填されている状態でガスが完全に液化してグラス内は透明に見えます。
右の写真はガス量が少なくリキッドタンクを通るガスがまだ液体になっていないために泡状に白く見えます。

・全く冷えない。温風に感じる
---クーラーコンプレッサーのクラッチが入らない状態で、ほとんどガス圧がないためにコンプレッサーをオフにする安全装置(プレッシャースイッチ)が働いてクーラーは効きません。
  ガス漏れかどうか判断するには、プレッシャースイッチをブリッジしてやってコンプレッサーが回りだすようならば、ガス漏れだと判断していいでしょう。

ガス漏れ箇所を点検するには色々な方法がありますが、一般的には下の写真のような検知器を使います。
70910-1
こういった検知器の性能はある程度漏れが大きくないと反応してくれません。
1ヶ月ほどで効かなくなるぐらいの漏れが限界でしょうか。
ワンシーズンは効きがよかったけど翌年に効かないといったわずかな漏れでは検知できないことが多いようです。
そのような微量の漏れを点検するのには、蛍光物質をガス内に混入させて紫外線を当てて点検する方法もあります。異物を混入させるのですから、あまりお勧めしたくありませんが・・

2.ライン詰り
よくある症状は
・クーラーを付けて少しの間はある程度効くがしばらくすると効かなくなる。
 詰りの初期にこんな症状がよくあります。

完全に詰まってしまえば、もちろんまったく効きません。

詰りの判断の仕方はちょっと難しく、外観ではメカの方でも判断しにくいでしょう。
コンプレッサーは回っていますし、リキッドタンクの気泡はありませんし、高圧側のパイプは熱くなっていますから、外観上は正常なことが多いです。
プレッシャーゲージで見てやればすぐにわかるのですが、個人でプレッシャーゲージを持ってられる方はいらしゃらないでしょうから整備工場へお願いしてください。
70910-3

ちなみにプレッシャーは高圧側は正常値なんですが、低圧側が負圧になるほど低くなっています。

よく詰まる箇所はエキスパンションバルブですが、リキッドタンクがフィルターの役目もしているのでこの2つは一緒に交換するのがいいでしょう。
もう一つ問題があります。
詰まるということは当然どこからかゴミが発生しているということになりますが、一番疑わしいのはコンプレッサーということです。
ある程度古い車ならコンプレッサーの交換も考慮すべきでしょうね。

3.コンプレッサーの不良
---効きが悪いということが多いようです。

これもプレッシャーゲージで判断します。
高圧側の圧力がやや低めで低圧側がやや高めという数値を示します。

4.サーモセンサーの不良
このサーモセンサーはエバポレーターの温度を感知してクーラーコンプレッサーをオフにするシステムで、エバポレーターが冷えすぎて凍結するのを防ぎます。
症状は2通りあり
---まず冷えすぎて凍結してしまう場合は
・クーラーを付けてしばらくはよく冷えて快適なのに、次第に冷えが悪くなってきて吹き出し口からの風量も弱くなってくる。
・クーラーを切ってもしばらくは冷たい風が出る。
・車の下から除湿した水が出てこない
などの症状があります。

もう一つは
---あまり冷えていないのにクーラーコンプレッサーが切れる。
・これは単純に冷えが悪い状態になります。

5.番外編
---クーラーシステムは正常だと判断できたのに冷えが悪い。
これもよくある症状ですが、ヒーターバルブが完全に閉じていないために温風が混じってしまうのが原因です。
一度ヒーターホースをクランプなどで閉めてみて判断してください。

まだまだ実践編は続きます・・・・が、やはり長くなってしまいましたからPart3に持ち越します。
季節はどんどん涼しくなりますが、お楽しみに(^^)

[ 2007/09/10 21:15 ] ちょっとお話 | TB(0) | CM(0)
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