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セントラルロック  

今日は一日中雨が降ったり止んだりで、ヴェルケでお預かりしている車は雨に濡らしたくない車が多くて移動にも気を使ってしまいます。
70710-6
ヴェルケにたくさん入庫している通称縦目の車が並んでいると、通りがかりの人達にはきっと怪しい工場に見えてるんでしょうね・・・不安になります(笑

さて今日はセントラルロッキングシステムについてちょっとご紹介します。
今の車では当たり前の集中ドアロックのことですね。

WERKE取り扱いのメルセデスでは大きく2つの種類があります。
SクラスのW116まではマニホールドバキューム式、W126以降は電動バキュームポンプ式。
ミディアムクラス(Eクラス、コンパクトクラス)はW123までがバキューム式でW124以降がポンプ式。
190クラスはポンプ式になります。

古い方のシステムはエンジンのマニホールドバキューム(負圧による吸う力)だけでロックシステムを作動させます。
原理は簡単なんですが、ロック側と解除側に別系統のパイプを配管しなければならないため、各ドアやトランクにそれぞれ2本ずつパイプが引かれています。(フューエルタンクリッドのみロック側1本)
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これがドアなどに付けられているバキュームエレメントです。配管する箇所が上下2本ありますね。
写真でいうと左側にバキュームがくるとロッドを引っぱるという動きになります。逆に右側だと押しだす動きですね。

運転席のドアにバキュームラインを切り替えるバキュームスイッチが取り付けられていて、そこから他のドアやトランクにバキュームを送る仕組みになっていますから、運転席ドアのみで集中ロック、解除が可能ということになります。
普段はあまり問題ないですが、助手席側に荷物を置いていた場合などイレギュラーな時にちょっと不便かもです。
70710-1

ここで一つ疑問に思いませんか?
エンジンのマニホールドバキュームを利用しているということは、エンジンがかかっている時にしか作動しないということになりますよね。
はい、ちゃんと付いているんです、バキュームを溜めるタンクが。
車種によって違いますがフロントフェンダーの中とかトランクなどにあります。

ただ問題が一つあります。
タンクに溜まっているバキュームはそんなに多くないんです。
エンジンがかかっていない状態で何度もロック、解除を繰り返すとそのうち動かなくなります。
もちろんバキュームが漏れるという故障もあります。
少しの漏れならエンジンを止めてすぐなら問題ないですが、翌朝解除するときには動かないということが多いのでは。
70710-4
写真のように完全に破れてしまっていると、エンジンがかかっていても動きません。
どこか一つのエレメントが破れていても全部が動かなくなってしまいます。
どのエレメントが破れているかわからないので修理が厄介なものになってしまうんです。

バキューム漏れは写真のようなバキュームゲージを使って点検します。
70710-2
漏れは各エレメントで点検するしかありませんから、各ドアの内張りを外さなければならず非常に手間のかかる作業になります。
工賃も結構高くなることが多いのではないでしょうか。

バキューム漏れは正常な状態ではほとんどありませんから1週間でも大丈夫ですが、古い車です2,3日後に作動すればいい方と考えるべきでしょうね。
日本車のようになぜ電動にしなかったのかははっきりしませんが、メルセデスのモットーである安全性を考慮してのことなのでしょう。

次回に新しいタイプのお話をしますね(^O^)

[ 2007/07/10 20:36 ] 整備 | TB(0) | CM(0)
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