年末年始休業のお知らせ 

今年も今日で最後になりました。
WERKEも年末年始はお休みをさせていただきます。

12/30(火)~1/4(日)休業

1/5(月)より通常営業させていただきます。

今年1年つたないブログにお付き合いいただき有難うございました。
来年もみなさんのお役に立てるような内容で続けてまいりますので、どうぞ宜しくお願い致します。

そしてみなさまも良いお年をお迎えください^^

81229-1

[ 2008/12/29 20:06 ] お知らせ | TB(0) | CM(4)

イグニションシステムについて  

今日はイグニションシステムについてちょっとお話します。

以前にもイグニション関係のお話はしてきていますが、最近ポイント式のイグニションシステムでのエンジン不調がいくつかあったので、改めてお話したいと思います。

ポイント式イグニションでドエルアングルのお話をこのブログでしています。
http://diewerke.blog87.fc2.com/blog-entry-29.html
原理はここを参考にしてください。

ポイント式ではどうしても接点が消耗してしまうので、定期的な交換等のメンテナンスが必要になります。
そこでポイント接点部分をトランジスタのスイッチング作用を利用してポイントレスにしたものがフルトランジスターとよばれるものです。
点火時期を決定するポイント部分にはピックアップコイルという電磁誘導によって電気信号を取り出すものを取り付け、その電気信号によってイグナイターがイグニションコイルの電流をコントロールします。
ポイントのように機械的な質量のあるものを利用しないので、安定した点火ができるようになるのです。

メルセデスでは1977年頃からのエンジンにフルトラ式のイグニションシステムが採用されるようになりました。
それ以前の車はほぼポイント式点火ということになりますから、定期的にメンテナンスが必要です。
ご自身のお車も一度確認してみてください。

すでにフルトラに改造されている車も見かけることがありますが、改造の方法によっては進角しないなどの関心できないものもありますから、一度専門店に点検してもらうのもいいかと思います。

そこでちょっと宣伝ですが、WERKEのショップで販売している123イグニションは簡単にフルトラに改造でき、しかもすばらしい機能満載なのでおススメです。
81227-1
http://werke.jp/shop/newparts/123ignition.htm

その中でも特筆すべきものは、コンプレッションの差などによるエンジン回転のムラを感知して、イグニションタイミングを各気筒ごとに変化させて回転を安定させるというものまであります。
http://diewerke.blog87.fc2.com/blog-entry-102.html
ブログでも紹介しています。

ただこの123イグニションはV8エンジンには対応していないのと、悲しいことにメルセデス6気筒の代名詞のようなDOHCエンジンのM110エンジンには対応していないのです。

M110エンジンは1972年から採用されていますが、フルトラが採用された1977年まではポイント式になっています。
81227-2
そこで今回こんな方法でフルトラに改造しました。

これをフルトラに改造するとなるとやはりピックアップコイルを取り付けるややこしい改造をする方法が普通なのですが、幸いなことに77年以降のフルトラ式のディストリビューターがそのまま取り付けられます。
問題になるのは高回転の進角度合いですが、ポイント式が34°/3000rpmに対し32°とほとんど差がないのと、アイドリングでのタイミングを考慮するとほぼ同じになるので問題なしです。

81227-3
ポイント式はこんなディストリビュターです。

81227-4
こちらがフルトラのピックアップコイル式です。
ディストリビューターの駆動がスパイラルギヤなのでローター位置を確かめて取り付け。

81227-5
簡易のイグナイターを配置し、フルトラ用の配線をして改造完了です。

これでメンテナンスの必要もなく安定した点火ができるようになりました。


ここでちょっと追加のお話です。
ディストリビューターを見るとバキュームの配管が差し込んでありますが、これは何のためのものかご存知ですか。
81227-7
ちょっと画像がブレていて申し訳ありません。

そうですね。バキューム進角の配管です。
マニホールドバキュームやスロットルバルブのすぐ横からバキュームを取っているものなどがあり作用は同じではありません。
中にはこの写真のように2本配管されているものもあります。
これは進角用バキュームと反対の遅角用バキュームのものです。

進角用はその名の通りバキュームによって進角させます。
ほとんどの場合スロットルバルブを少し開いた状態の無負荷時にバキュームして進角するようになっています。

遅角用は目的がいろいろあるのでそれぞれのエンジンによって確認が必要です。

81227-6
これはM110エンジンに付いているものですが、青○が進角用、黄○が遅角用です。
進角は上記の説明通りです。
遅角はこのエンジンではアイドルアップのために取り付けられています。

例えばクーラーを入れた時にバキュームをカットしてタイミングを少し(5~7度)進めることでアイドルアップさせます。

タイミングを合わせるときにはこれらのバキュームが正常に作用しているかどうか確かめなければ、正規の調整はできないのでお気をつけください。


では今日はこの辺で^^
[ 2008/12/27 21:20 ] 電気・電装 | TB(0) | CM(3)

加速ポンプ 

今日はキャブレターの加速ポンプについてちょっとお話です。

過去のブログを検索してみたのですがキャブレターについて詳しくお話したことがないんですね。
またの機会に詳しいお話したいとは思いますが、みなさんはすでにキャブレターの原理についてはなんとなく理解されているんではないでしょうか。

確認の意味で簡単にお話しておきますね。
81216-1
これがキャブレターの基本的な原理図です。

左のフロートチャンバと呼ばれるところにガソリンを溜めておきます。
フロートによって一定の高さを保つように送られてくるガソリンを調整します。

ベンチュリの法則によって油面より少し高い位置からガソリンが吸いだされて空気と混合されます。
簡単ですけど発明した人はほんとすごいですね。

原理は簡単なのですが、エンジンを始動して冷間から暖まるまでやアイドリングから高回転までいろいろな工夫をしてやらなければ実際に車を走らせることはできません。
その工夫の中の一つが加速ポンプです。

加速ポンプとは何のためのものかからお話します。
エンジンが低回転でキャブレターを流れる空気量が少ないときから、加速のために一気に多くの空気流量になったときに、ガソリンに重さによる慣性があるために一時的に吸い出されるガソリンの割合が少なくなってしまうのを補う役目をします。

長い文章でわかりづらいので簡単にいいますと、急にアクセルを踏んだらガソリンが間に合わないのでポンプで押し出しているんです。

もし加速ポンプがダメになったら、急に加速しようとしたときにエンジン回転が上がらず息つく感じか場合によってはエンストしてしまいます。
それでもアクセルをゆっくり踏んでやれば普通に走ることができるでしょう。
そんな症状の場合は加速ポンプを点検してみてください。


ではどうやって点検するかを写真で見てみましょう。
81216-2
まずSOLEX 4A1キャブです。

81216-3
加速ポンプはここに取り付けてあります。

81216-4
このようなダイヤフラムのポンプです。
中央を押すようになっています。

81216-5 81216-6
スロットルを開くとこのように押されます。
左側の写真のアイドリング位置を調整してやることで、加速初期の流量を多少調整することができます。

ではどのようにノズルから注入されているのか、ベンチュリを覗いてみましょう。
81216-7
これはアイドリング状態です。
ガソリンらしきものは見えませんね。

81216-8
少しスロットルを開けました。
赤○印のところが加速ポンプのノズルです。
少しガソリンが出てるのが見えると思います。

81216-9
一気にスロットルを開けました。
加速ノズルからもメインノズルからもガソリンが勢いよく出てるのがわかります。


次にZENITHキャブです。
81216-10
大きなキャブが二つ。
かっこいいですね~・・・僕はちょっとオタク気味でしょうか・・・

81216-11
少しスロットルを開けたところです。

81216-12
一気にスロットルを開けました。
少し見づらいですが、丸印のところが加速ノズルです。

実際に勢いよくでるかどうかを点検してみてください。

それにしてもすごい量のガソリンが出ていますね。
ここで気になることが一つありませんか?
そうなんです、アクセルを開閉する度に加速ポンプから増量されているんですね。
そしてその量は一定の回転数を維持しているときのガソリンの割合より多く出ているんです。

ということはアクセルを煽るような走り方をすると燃費がとんでもなく悪くなるんですね。
アクセルはできるだけ一定に保つようにしてやると燃費向上に繋がります。

試してみてくださいね^o^




[ 2008/12/16 22:04 ] ちょっとお話 | TB(0) | CM(0)

WERKEツーリング2008 動画 

もう昔の話になってしまうほど時間が経ってしまいましたが、先日のツーリングで撮影した映像で壊れてしまって諦めていたデータが復活しました^ ^/
動画の一部公開しますのでお楽しみください。

まず最初の待ち合わせ場所、和邇インターから出発します。
カメラマンが皆に手を振っているため、映像がぶれてしまってますが我慢してくださいね。




次は近江今津でのバーベキューを終え、奥琵琶湖パークウェイに向って出発します。



データが重くなってブログが開きにくくなるので、別の動画はまた改めてUPします


[ 2008/12/08 20:42 ] イベント | TB(0) | CM(2)

メルセデス・オリジナルポスター 

今日はちょっとレアなメルセデスのポスターをご紹介します。
81202-7
レアというぐらいですから、日本では手に入りません。
今年、加藤が本国ドイツのクラッシックセンターで仕入れてきたものです。

81202-8
WERKEの事務所にさりげなく?貼ってある「Classic Cars of the Mercedes-Benz brand」というポスター。
もし興味がありましたらWERKE加藤までお問い合わせください。

81202-9
1920年代から製造されてから20年以上経ったクラッシックと呼ばれるメルセデス・ベンツをイラストで紹介しています。

81202-10

いくつか抜粋してご紹介します。
まずは憧れの300SL
81202-11
1954年に最高速260km/hも出る車を一般に売ってたんですね。
そりゃ名車と呼ばれるハズです。

これも名車 300SEL-6.3
81202-12
最高速こそセダンなのでそんなにすごくはないですが、1960年代に250馬力ものエンジンを搭載していて、アクセルを踏んだ時のトルク感は今現在でも驚くほどパワフルです。

そしてお馴染み。
81202-13
ルパンⅢ世ご愛用のSSK。
なんと1928年にスーパーチャージャーを搭載して225馬力。
ちょうど初めての日本車(オートモ号)が作られたころと考えると、すごいことですね。

最後に市販されていないレーシングカーのカテゴリから。
81202-14
W125 レコードカー。
最高速チャレンジのために作られた車ですね。

1938年に最高速433km/hという記録を残しています。
これは公道でもある1935年に開通したフランクフルトからダルムシュタット間のアウトバーンで記録されたものです。
そして公道での記録としては現在でも破られていないようです。

この道は現在もアウトバーン「A5」号線として使われています。
今度のWERKEツアーでここを走るかもしれません(^^/

[ 2008/12/02 19:06 ] パーツ | TB(0) | CM(0)
プロフィール

werke


オールドメルセデスの
ファクトリー

http://werke.jp

ブログランキング

FC2ブログランキング

クリックお願いします。
カレンダー
11 | 2008/12 | 01
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
ブログ内検索
カウンター