K4-GP 

お盆休みも終わりみなさん体調はいかがですか?
先週の異常な暑さも少し和らいだように感じますが、まだまだ残暑が厳しいですね。

お盆真っ盛りの先週に富士スピードウェイで開催されたK4-GPに出場されたお客様のお手伝いにWERKEのスタッフで行ってきました。
フレームから作り上げた完全な手作りレースカーでの参加です。http://www2s.biglobe.ne.jp/~madhouse/menu.html
このイベントを運営しているマッドハウスのサイトはこちらです。
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完成までわずか3ヶ月という短期間しか時間がなく納得のいく仕上がりではなかったようですが、それでもサーキットを走れるまでになったことは拍手ものです。
僕達も少し手伝いましたが、設計から部品調達、溶接などほとんどを一人で仕上げたのには関心しました。
もう少し時間があればボディもスッキリ仕上がったのでしょうけど、レース当日にコース裏のパドックでスプレー缶で塗装したほどギリギリの完成でしたから仕方ありません。

今回のイベントでは5時間の耐久レースに参加して残念ながら87台中87位という好成績?でしたが、クーリングに問題がありオーバーヒートのためピットインを繰り返しながらのレース。
それでも完走できたのには感激ものです。
僕も2周ほどサーキットを走らせてもらい、なかなかのポテンシャルに驚いたほどいい出来でした(^^)
来年も参加するような話もあり、夏の楽しみというか苦労というかがまた一つ増えたように思いますが、今回すごくいい経験をさせていただいたことに感謝しています。
ありがとうございました。

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この次にクーラーシステムのお話をしますね(^O^)
[ 2007/08/21 21:02 ] 未分類 | TB(2) | CM(0)

クーラーシステム 

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夕方になって日が傾くと過ごしやすくなってホッとします。
真横に影が伸びるほどの西日が気持ちいいです。

今日はそんな暑い日に故障すると、とんでもない大きな故障に感じてしまうクーラーの原理についてちょっと紹介します。

車のクーラーはほとんどが冷媒になるフロンガスの気化熱を利用するシステムです。
家庭用のクーラーもほとんど同じ仕組みになっています。
エアーコンディショナー(エアコン)はクーラーとヒーターの両方を備えているものをいいますが、ここでは冷やす方のクーラーだけをお話しますね。

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この図がクーラーの基本的な原理です。
①図左にあるコンプレッサーでフロンガスを圧縮します。
 この状態では圧縮されたフロンガスは高温・高圧の気体の状態になります。
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1960~70年代のメルセデスにはこのようなピストンを利用したレシプロのコンプレッサーが使われています。
②次に中央のコンデンサー(通常はラジエターの前に取り付けられています)に送られ走行中の風や電動ファンによって冷却されます。
 冷却されることによって低温・高圧の液体に変化します。
③液化されたフロンは次にリキッドタンク(レシーバータンクともいいます)に送られ、ろ過されて安定した液体になります。
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 クーラーガスを充填する目安としてリキッドタンクのグラス部分で気泡の状態を見るのはこのためですね。
④次に図の中央エキスパンションバルブで高圧・液状のフロンをエバポレーター(室内にある冷たくなる部分)内に噴射します。
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⑤高圧によって液化していたフロンが、エバポレーター内で圧力が下がることによって周りの熱を奪いながら気化しようとする(気化熱)ために温度がさがります。
 その冷たくなったエバポレーターにファンで風を通し冷風にして室内へ送り込むのです。
⑥エバポレーターから出てきたフロンは低温・低圧の気体となって再びコンプレッサーへと送られます。

原理だけをみると意外と簡単な構造ですね。
細部の部分ではエバポレーター内の温度でエキスパンションバルブの噴射ノズルの大きさを変えし噴射量を調節するというのが技術でしょう。

次回にクーラーガスの充填方法や新・旧ガスの違いなどをご紹介します(^^)

[ 2007/08/10 19:37 ] ちょっとお話 | TB(0) | CM(1)

燃料タンク リペア 

こんばんわ~
昨日今日と抜けるような空でレジャーには最適だったんではないでしょうか。
工場で作業をしている僕には地獄のような暑さでしたが・・・
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でも夜になると清々しいのでつい遅くなってしまいます。
営業時間を夕方から夜中までに変更したら作業効率も上がるんでしょうね。
冬になったらまた朝からの営業に変更しなければなりませんが・・

さて今日は燃料タンクのリペアをご紹介します。
WERKEで取扱っている車では当たり前のように燃料タンク内に錆が出てしまっています。
毎日のように使われている車はいいのですが、週に1度とか月に1度しか乗らない車はやはり要注意だと思います。
水抜き剤などを入れていても燃料を完全に使い切るほど乗ってやらなければ、燃料タンク内の水分がなくなるわけではありません。
また水抜き剤の成分はアルコールの場合が多く、あまり頻繁に入れるとエンジン自体やホース類に悪影響を与えることがあるので注意してください。

ではここで1つ問題です。
燃料タンク内の水はどこから入るのでしょう?

・雨の日に燃料を入れて雨が給油口から入ってしまう・・・?
・雨漏れでボディの間からタンク内に入ってしまう・・・?
・悪質なスタンドが水を混ぜている・・・?

当たり前ですがどれも不正解ですね。
正解は空気中の湿気が燃料タンク内の空間で凝結し水滴となって溜まってしまうものです。

ということは、いつも燃料が少ししか入っていない状態だとタンク内の空間が大きく水が溜まりやすいということになります。
あまり車に乗らない時は、燃料を満タンにしてタンク内の空間を少なくしてやれば水は溜まりにくいということですね。

数年にわたり放置されていた車は、錆だけではなくもっととんでもない状態になっていることがあります。
燃料タンクユニット(レベルセンサー)を外して中を覗いてみました。
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写真のように錆だけではなく、ガソリンが蒸発して添加物や不純物がビッシリとこびりついています。

こうなるともう外部からでは洗浄することができません。
WERKEではこんな燃料タンクもリペアというかオーバーホールします。
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リペア前の燃料タンクです。
ちなみにこの写真はW112ですが、W111、W108、W109なども同じ形状ですね。

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上部を切開します。

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内部はとんでもないことになっていますね。
特にストレーナーまわりの汚れがひどく、ガソリンが流れなくなっていました。

汚れを落とし、薬品で錆を除去します。
この状態の写真がないのですが、錆を落としたままの状態ではまたすぐに錆が発生してしまうので、仕上げはハンダ鍍金を施します。
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これで新品同様。

切開した部分を溶接しなおして完成です。
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燃料タンクは人間でいうと食器にあたるものですから、やっぱり綺麗な方がいいですよね(^O^)
[ 2007/08/01 22:37 ] リビルト | TB(0) | CM(2)
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