ウッドパネル リペア 

大阪はいきなり暑くなりました。
WERKEの工場は西日が射し込むので、日陰を探しながら作業しないと赤外線ストーブが真横にあるような暑さです。
これからもっと暑くなると思うと恐ろしい気がします。

今日ご紹介するのはルーム内装飾の要、ウッドパネルのリペアです。

メルセデスのSクラスは木目パネルが多用されていてすごく豪華な仕様になっていますよね。
でも残念なことに時間と共にその豪華な装飾はどんどんボロボロになってしまいます。
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上の2枚はW112 300SEクーペですが、2台の車の比較です。
手入れせずに放っておくと、こんなことになってしまうんですね。
特にフロントガラスの端などは雨漏りなどがあり腐ってボロボロになっている車も多いのではないでしょうか。
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先日W109 300SE3.5の木目のリペアをさせていただきました。
その仕上がりをご紹介します。
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全21点あります。
左側がリペア前ですが、この画像ではあまりわかりませんね。

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一番状態のひどかったフロントガラスの左下の部分です。
腐って剥がれ落ちた木目を継ぎ足しして修正しています。

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右ルーバー部

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ドア部

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グローブボックス付近

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ドアウインド回り

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その他

取付けすると見違えてしまいます。
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今ではこのようなリペアをする職人さんも少なくなってきました。
将来的にはリペアの作業はもっと時間がかかりもっと高価なものになってしまうかもしれませんね。

今日は画像だらけになってしまいましたが、これだけ綺麗になるとつい嬉しくなってしまいました(^^)


[ 2007/07/24 18:22 ] リビルト | TB(0) | CM(0)

セントラルロック Part2 

また新潟・長野の方で大きな地震がありました。
僕の家も阪神の震災の時に、立っているものはとりあえず全部倒れたほど揺れて、家が少し傾いたのでしょうドアなどがきちっと閉まらない状態になりました。
震源地から少し離れていたとはいえ、その時の恐怖は今でも忘れられません。
被災地の方々、お見舞い申し上げます。

さて、今日は前回の続きでメルセデスのセントラルロックの2世代目、ヴェルケで取扱っている車種では新しい方のW126の1981年以降にニューモデルとして出た車種に採用されているシステムを紹介します。
といってもそんなに詳しくはないですが・・・

初期のタイプのようにマニホールドバキュームを利用するのではなく、電動ポンプでバキュームとプレッシャーの両方を発生させるタイプになりました。
せっかく電子制御を利用したにもかかわらず、まだバキュームにこだわっているメーカーの姿勢には関心しますね。
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これがバキュームポンプです。

マニホールドバキュームのタイプとの大きな違いは、電動ポンプを利用するのでバキュームを溜めておくタンクが必要ありません。
当然ロックと解除を何度繰り返しても大丈夫です。

ポンプでバキューム(吸う力)とプレッシャー(押す力)の両方を発生させるので各ドアなどに付いているバキュームエレメントに繋ぐ配管は1本になり、簡素化されてます。
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これがバキュームエレメントです。初期のタイプとは全然形が違いますね。

この写真はフロントドアのものですが、ポンプに信号を送るスイッチのコネクターが付いています。
このスイッチは左右のフロントドアとトランクに取り付けられていて、それぞれでロック、解除ができるようになっています。
今では当たり前ですが当時は便利になったと感じたものです(^^)

ただ故障の時に調べるところが増えてしまったのも事実。
バキュームラインの漏れも考えられますし、電気的な故障も当然発生します。
当初はポンプ自体の故障が多くあったように覚えてます。

お客様からの故障の内容としてはセントラルロックが動かないという症状しかなく、初期のタイプのように一晩置いたら動かないとかロックはするけど解除しないという中途半端な症状はなくなりました。

電気信号を利用しているので、キーレスエントリーのリモコンなども簡単に付けることができちょっとキーレスへの改造が流行りましたね。
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もちろん僕の車にも付けてます。

もちろんキーレスエントリーや集中ドアロックは、ほとんどどんな車にも取り付け可能です。
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写真のようなモーターをドアなどのロック部分に取り付けてやればOK。
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写真はW108の250Sのリヤドア。
配線の引き込みなど面倒な作業もありますが、旧車でも快適ライフという具合ですね。

ちょっと脱線してしまいましたが、セントラルロックあれこれでした(^O^)/

[ 2007/07/16 22:12 ] 整備 | TB(0) | CM(4)

セントラルロック  

今日は一日中雨が降ったり止んだりで、ヴェルケでお預かりしている車は雨に濡らしたくない車が多くて移動にも気を使ってしまいます。
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ヴェルケにたくさん入庫している通称縦目の車が並んでいると、通りがかりの人達にはきっと怪しい工場に見えてるんでしょうね・・・不安になります(笑

さて今日はセントラルロッキングシステムについてちょっとご紹介します。
今の車では当たり前の集中ドアロックのことですね。

WERKE取り扱いのメルセデスでは大きく2つの種類があります。
SクラスのW116まではマニホールドバキューム式、W126以降は電動バキュームポンプ式。
ミディアムクラス(Eクラス、コンパクトクラス)はW123までがバキューム式でW124以降がポンプ式。
190クラスはポンプ式になります。

古い方のシステムはエンジンのマニホールドバキューム(負圧による吸う力)だけでロックシステムを作動させます。
原理は簡単なんですが、ロック側と解除側に別系統のパイプを配管しなければならないため、各ドアやトランクにそれぞれ2本ずつパイプが引かれています。(フューエルタンクリッドのみロック側1本)
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これがドアなどに付けられているバキュームエレメントです。配管する箇所が上下2本ありますね。
写真でいうと左側にバキュームがくるとロッドを引っぱるという動きになります。逆に右側だと押しだす動きですね。

運転席のドアにバキュームラインを切り替えるバキュームスイッチが取り付けられていて、そこから他のドアやトランクにバキュームを送る仕組みになっていますから、運転席ドアのみで集中ロック、解除が可能ということになります。
普段はあまり問題ないですが、助手席側に荷物を置いていた場合などイレギュラーな時にちょっと不便かもです。
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ここで一つ疑問に思いませんか?
エンジンのマニホールドバキュームを利用しているということは、エンジンがかかっている時にしか作動しないということになりますよね。
はい、ちゃんと付いているんです、バキュームを溜めるタンクが。
車種によって違いますがフロントフェンダーの中とかトランクなどにあります。

ただ問題が一つあります。
タンクに溜まっているバキュームはそんなに多くないんです。
エンジンがかかっていない状態で何度もロック、解除を繰り返すとそのうち動かなくなります。
もちろんバキュームが漏れるという故障もあります。
少しの漏れならエンジンを止めてすぐなら問題ないですが、翌朝解除するときには動かないということが多いのでは。
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写真のように完全に破れてしまっていると、エンジンがかかっていても動きません。
どこか一つのエレメントが破れていても全部が動かなくなってしまいます。
どのエレメントが破れているかわからないので修理が厄介なものになってしまうんです。

バキューム漏れは写真のようなバキュームゲージを使って点検します。
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漏れは各エレメントで点検するしかありませんから、各ドアの内張りを外さなければならず非常に手間のかかる作業になります。
工賃も結構高くなることが多いのではないでしょうか。

バキューム漏れは正常な状態ではほとんどありませんから1週間でも大丈夫ですが、古い車です2,3日後に作動すればいい方と考えるべきでしょうね。
日本車のようになぜ電動にしなかったのかははっきりしませんが、メルセデスのモットーである安全性を考慮してのことなのでしょう。

次回に新しいタイプのお話をしますね(^O^)

[ 2007/07/10 20:36 ] 整備 | TB(0) | CM(0)

メッキモール磨き 

梅雨の中休みで蒸し暑い日が続いて、寝苦しくて僕は睡眠不足になっています。
夜中に何度クーラーのスイッチを入れるか覚えていないほどです。
付けっぱなしだと体がだるくなってしまうし、難しいところですね。
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ダッシュの上に並べられた歴代SLのミニカー達。
なんか可愛くて写真を撮ってしまいました。

今日はメッキモールのクリーナーを紹介します。
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メタルフォーマーという商品です。(ボールペンは大きさ比較のためです)
皆さんも苦労されてると思いますが、メルセデスのアルミモールが白く曇ってしまうともうどうしようもありませんよね。
金属磨きの商品は数多くありますから、僕もいろいろ試してきてやはりいいものはありません。
殆ど諦めてたんですが、この商品はちょっと効果的です。

腐食のひどいものはさすがにダメですが、結構きれいになります。
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腐食のあまりひどくないところを磨いてみました。
アップの写真のように完璧ではないですが、パッと見はかなりきれいになります。
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付属のウエスにほんの少しつけて磨くのですが、一生懸命磨くという感じで、必死に磨くというほどではないです。---わかりやすいでしょ(^^)

車1台分磨くとすると結構時間がかかるのは覚悟しなければなりませんが、少しずつやっていけばいいのではないでしょうか。
磨くための機械があれば簡単でしょうね。

カーショップでは販売されていないかもしれませんから、もし興味がありましたらご連絡ください、WERKEでも販売できますので。
お値段は35g入りで8,400円(税込)です。ちょっと高いですね(汗
お送りすることもできますが、送料は別途必要です。


[ 2007/07/03 20:54 ] It's New | TB(0) | CM(0)
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