昨日に引き続きディーゼル
エンジンのお話を・・
まったく原理について触れていなかったので、ちょっとお話しておきたいと思います。
すでに原理をご存知の方は、またいつものように無視してくださいませ。
ガソリン
エンジンとの大きな違いは当たり前ですが、燃料ですね。
ディーゼル
エンジンは軽油の持っている特性を利用して燃焼させているのです。
その特性とは自然に燃え始める温度(着火温度)の違いです。
ガソリンは一般的に良く燃えるので着火温度が低いように思われがちですが、およそ500℃と結構高い温度です。
それに対して軽油はおよそ350℃と低い温度で火が点きます。
ディーゼル
エンジンには点火用のスパークプラグが付いていないのをご存知でしたか?
実は意外にご存知でない方が多いので、お話しておこうと思ったのです。
ディーゼル
エンジンは空気を圧縮した時の圧縮熱(断熱圧縮)を利用して、ピストンが圧縮上死点付近で高温になった空気に軽油を噴射し自然着火させるのです。

ガソリン
エンジンでは混合気を圧縮するために圧縮途中で火が点いてしまうデトネーション(ノッキング)があるために圧縮比に制限があるのに対し、ディーゼルエンジンは空気を圧縮するだけなのでその制限はありません。
燃料の量に対する空気の量が多いため熱効率が良く(燃費がいい)同じ仕事量にたいしてCO2の排出量も少なくなります。
ディーゼルは地球温暖化防止にも貢献しているのです。
回転数のコントロールはインジェクションポンプによる噴射量の調整だけで一般的にスロットルバルブはありません。
点火システムやややこしい燃料コントロールシステムがないので、故障もその分少ないのではないでしょうか。
先ほどスロットルバルブがないと説明しましたが、ということは前にお話したマニホールドバキュームはどうなんでしょう?
その通りです、バキュームはありません。
メルセデスではバキュームをいろいろな所で使っていますから、すごく問題になってしまいます。
ということで、ディーゼルエンジンの車にはバキュームポンプというものが別に取り付けられています。

ちょっと見にくいですが、エンジンの前部に付いています。
このポンプが故障するとブレーキまで効きが悪くなりますから、要注意です。
もっといろいろ説明したいことはあるのですが、技術的すぎておもしろくなくなってしまいます。
なのでこのぐらいにしておきます(^o^)/
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