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バルブクリアランス調整 M110 

みなさんゴールデンウィークはいかがでしたか。
僕も久しぶりにゴルフなどさせていただきました^^;
スパナやハンマーを持ったときにはすばらしい仕事を?するのですが、あの長い「木」や「鉄」は僕を嫌っているようでうまく使えません・・・も少し道具から好かれるように努力します。

今日はメルセデスのM110エンジンのバルブクリアランス調整を紹介します。
80507-2

M110はメルセデスでは直6エンジンの代表的な存在ですね。
にもかかわらず、まだ油圧タペット(オイルリフター)になっていないこのエンジンは定期的にバルブクリアランスの調整をしなければなりません。
M110オーナーの方々、ご存知でしたか?定期的に調整してますか?ガチャガチャというタペット音が大きくありませんか?

ということで、バルブクリアランス調整はご自分でもできます。挑戦してみてください。

このエンジンはツインカム(DOHC)にもかかわらず、ロッカアームが付いています。
ツインカムのエンジンはロッカアームを必要としないことがメリットなんですが・・・
なぜこんな設計になったのかは定かではありませんが、メンテナンス部分に重要性を考えた設計なのでしょう、おかげでバルブクリアランスの調整は非常に簡単です。

まず、調整するバルブのカムが真上になるようにクランクを回します。
カムがロッカアームを押し下げている状態ではクリアランスはありませんからね。

ここで便利な方法を伝授(^O^)
セルモーターをちょこっと回してやればクランクを回すのが簡単。
調整するバルブのカムを上にする手間が楽チンになります。
80507-4
写真のようなスイッチを用意して配線を作ります。
ヤナセ時代の同僚が見ると「懐かしい~」なんて声が聞えてきそうですが、通称「セルちょん」といってその名の通りセルをちょんと回すスイッチです。僕達は個々に所有してました。
当時は調整する機会がそれほど多かったということですね。
80507-3
この車はW123ですが、だいたいオルタネーターに近い右フレームの上あたりに写真のような(分かりづらいですが)ターミナルがあります。
例外もありますが、3つほど並んだターミナルの一番小さいターミナルがセルモーターのプルインソレノイドに繋がっています。
そこにセルちょんの配線の片側を繋ぎ、もう片側はバッテリーの+に繋いで、スイッチを一瞬ONにしてやればセルモーターが一瞬回るというわけですね。

80507-1 80507-7

調整はほんと簡単です。
ロッカアームの下にあるボールピンを17mmのスパナで回すだけで調整できます。
スパナが入りにくい場合はロッカアームを固定しているスプリングを写真のようにドライバーなどで外してください。
80507-9

調整値は40℃以下の冷間で
  IN  0.10mm
  EX  0.25mm
80℃以上の温間ではそれぞれ0.05mm大きくなり
  IN  0.15mm
  EX  0.30mm
になります。
ただし温間では速やかに調整しなければ、どんどんエンジンの温度が下がってしまうので、できるかぎり冷間で調整する方がいいでしょうね。
(写真では温間で調整していたので熱くて軍手をしてます。これもあまりお勧めではありません)

すべての調整が終わったら、最後に先ほど外したロッカアームのスプリングを取り付けて終了ですが、外していないスプリングもキチッと入っているかどうか念のため小さなハンマーなどで確認してください。
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前出の右の写真のようにスプリングの入る位置はボールピンの間です。

最後にタペットカバーを取り付ける際の注意です。
ご存知の方も多いでしょうが、中央の3本のボルトにはシールワッシャが付きます。
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写真では分かりづらいですが、石綿を包んだこのシールワッシャには表裏があります。
亀裂がある方がボルト側、無い方がタペットカバー側になるように取り付けます。
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間違っていてもさほど問題があるわけではありませんが、プロとして恥ずかしくないように心がけてます(^o^;

みなさん。ぜひ挑戦してくださいね。
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[ 2008/05/07 23:37 ] 簡単整備 | TB(0) | CM(0)

メーター掃除 

今年もあと3日となりました。
WERKEも明日は大掃除です。

今日は大掃除ということにちなんで、メーターパネルのガラス部の掃除を紹介します。
今回キレイにする車はメルセデスR107 500SLです。
71228-1
写真のようにメーターパネルになっているタイプが簡単にできるタイプになります。
メルセデスではW107をはじめとして、W116、W123、W126、W201、W124などですね。
W113やW111、W108、W114など各メーターが個別のものは残念ながらご自身では無理かと思います。

裏から各メーターの取り付けビスを緩めると簡単に分解できます。
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写真の手前が今回綺麗にしたいアクリル製のパネルです。

10年以上の車です、さすがにすごい汚れていますね。
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アクリル板なので揮発性の薬品(ガソリンなど)で拭くと白く曇ってしまうので、ガラスクリーナーなどのアルコール系か中性洗剤などで洗えば綺麗になります。
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写真ではわかりにくいですが見違えるほど綺麗になります。
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右側が綺麗にしたものです。
夜に照明を点けると違いがよくわかります。

簡単な作業なので是非トライしてみてください。

今回はスピードメーターの積算計が動かなかったので、メーター修理と合わせて綺麗にしました。
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積算計が動かなくなる場合のほとんどは、駆動ギヤが劣化して破損してしまうことが原因です。
このギヤは金属ではなくシリコン系のものが多く、旧車ではボロボロになってきているのが多いですが、そんなに高額ではなく修理できますから安心してください。
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このブログをたくさんの方に見ていただいてほんとに嬉しく思います。
来年もいろんな情報を紹介して楽しいブログになるようがんばります(^ ^)

WERKEはまだ始まったばかりのショップですが、たくさんのお客様に支えられてこの1年を慌ただしく過ごすことができました。
有難うございました(^o^)/

[ 2007/12/28 21:10 ] 簡単整備 | TB(0) | CM(1)

フューエルポンプリレー 

こんにちは。
3日ばかり作業に追われておりました。

今日はメルセデスではよく話題にでるフューエルポンプリレーをちょっと紹介します。
relay-4

このリレーはその名の通りフューエルポンプに電気を供給するリレーなんですが、この名前で呼ばれるようになったのは1981年以降になります。
それ以前の車でももちろんポンプに電源供給するリレーは使っているのですが、普通のリレーなのでそんな呼び方はしていませんでした。

上の写真にあるように'81以降のガソリンエンジンでは最高回転をこのリレーで制御するようになったので、専用のリレーが付いてきたのですね。
ちなみにこの写真のリレーは6,000rpmで燃料カットされます。

W126やW124、W201などは簡単なところにポンプリレーがあるのですが、R107がどこについているのかご存じない方が多いかと思うので紹介します。
560SL
この車は560SLですが、グローブボックスの裏側に付いています。
relay-2 relay-3

写真の丸印の部分に同じような形のユニットが3つ並んでいますが、ポンプリレーはその一番奥になります。
relay
なんでまたこんな奥深くに付けたんでしょうね。

このリレーはみなさんもご存知のようによく壊れます。
その原因もまたよくご存知のように基盤のハンダに亀裂が入ることが多いようです。
relay-7 relay-6
カバーを外してハンダしなおすと復活することがあるようなので、みなさんもチャレンジしてみて損はないですよ。
残念ながらこのリレーは復活しませんでしたが・・・

さてここでWERKE得意のちょっとお話。
出先でポンプリレーがダメになったときの応急処置として覚えておいてください。

ポンプリレーのターミナルにはこんな表示がされています。
relay-5
これの30番と87番を配線などで直結すればポンプに電流が流れます。
このときイグニションをオフにしていても電気がきていますから、ショートさせないように気を付けてください。

とりあえず普通に走れますから、目的地または自宅までは帰ってきて直結した配線を外してください。

この配線は常時電源ですから、エンジンを止めてもポンプは回っているので注意してくださいね。(^O^)/

[ 2007/04/10 22:20 ] 簡単整備 | TB(0) | CM(1)

チョークシステム 

チョークシステム・・インジェクションではウォームアップコントロールになるのでしょうか。
今ではすべて自動になっていますからそんな言葉さえなくなってしまってますが、キャブレターからインジェクションに進化し変更され始め、ちょうど僕の世代ぐらいがキャブレターエンジンを調整した最後の世代になるのでしょうね。

僕が学生のころはまだオートチョークすらなく、朝エンジンをかける時には室内からチョークレバーを引いてからセルを回してました。
失敗するとかぶってしまってエンジンがかからなくなってしうなんてことがたまに・・
チョークを戻すのを忘れてずーと走ってて燃料が一瞬でなくってしまったという経験もあったり・・いろいろと大変でしたね。
そんな車に乗っていた方々は「懐かしいな~」なんて思っているんではないですか。

前置きが長くなってしまいましたが、メルセデスのゼニスキャブレターのオートチョークシステムの調整を少しだけ紹介します。
choke_6.jpg
向かって左側に付いているのがチョークシステムです。

オートチョークなのでバイメタルでチョークフラップの開閉をします。
choke_5.jpg
まずはこのバイメタルの位置が合っているかどうかを確かめます。
choke_1.jpg choke_2.jpg
バイメタルスプリングのエンド部分とハウジングのアイマークとが一致するようにバイメタルをよじるように調整します。

バイメタルハウジングの取り付けの際は反時計回りにスライドさせながら(チョークフラップが閉じていくのを確認)リッチの位置まで回し固定します。
choke_4.jpg

リッチの位置で固定したときにチョークフラップが全閉していなければなりませんが、ここでスロットルリンケージがアイドルアップ用のカムに引っかかっていることがありますから、一度スロットルを開いてフリーにしてやることを忘れないでください。
choke_3.jpg
もし完全に閉じていないようならば、写真のように横のストッパービスを緩めて調整してください。(引っかからない程度に)

この状態でエンジン始動したときに、チョークフラップが少し開く(ハウジングとの隙間が3mm程度)ようであればOKです。
この隙間にも調整がありますが、ちょっと細かくなるので必要ならばご連絡ください。

これでフラップの調整はできましたが、チョークシステムにはもっと詳細に調整するところがあります。
またご紹介することがあると思いますので、その時までお預けにしておきますね。(^^)/


[ 2007/04/02 19:39 ] 簡単整備 | TB(0) | CM(0)

W111のフューエルタンクユニット 

フューエルタンクユニットと聞いて何のことかわかる方、結構自分で車をいじってるでしょう?
通常見えるところには付いていませんから知らないのが普通です。
名称は知ってるけど見たことはないという程度がほとんどだと思いますので、ちょっと紹介しますね。

別にすごいものではありません。ただの燃料メーターのセンサーです。

W111のタンクユニットを外してみます。
今回この作業の目的はタンクの内部を点検するためですが、タンクユニットを紹介したくて写真を撮りました。
このタイプの燃料タンクはトランクの下にありますから、外すのも簡単です。
tank_1.jpg

トランクの中央に丸いカバーが付いていて、それを開けると簡単に外すことができます。
tank_4.jpg tank_3.jpg

これがタンクユニットです。
tank_2.jpg
センサーのロッドの先にフロートが付いているという簡単なものですね。
ただこのタイプは古いタイプですから、機能的にちょっと問題があります。
気が付きましたか?
そうなんです、走行中タンク内の燃料が揺れるとフロートも揺れるので、メーターの指示も揺れてしまうんですね。
できるだけその揺れをなくすためにタンク内に別の仕切りを設けたりはしてあるんですが、やっぱり安定しません。

新しいタイプのタンクユニットはこんなものになっています。
tank_5.jpg
筒状の中にフロートが入れてあり、燃料は筒の小さな穴からしか出入りしないようにしてあります。
燃料が揺れても筒の中の燃料の量は急激には増減しませんから指示も安定するということですね。
これを垂直に取り付けて量を計っています。

燃料メーターの指示が変だなと思うときはこれを外して、逆さにしたりしてフロートを動かしてやれば動きが見れるので判断しやすいですね。
一度挑戦してみてください(^o^)

[ 2007/04/01 21:08 ] 簡単整備 | TB(0) | CM(2)
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